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賃貸管理blog賃貸をサブリースしようと思うのですが注意する点は?

サブリースとは簡単に言うと、また貸しのことです。大家さんが所有する賃貸物件を誰かに貸し、その人が誰かに貸すことです。これをすることによって、経営を任せられる上に家賃収入もあるというサービスです。

 

 

サブリースをすれば収入は安定しますか?

サブリースは収入を安定されるための方法です。

 

たとえば、一括借り上げをした賃貸物件に10部屋あるとします。退去が続いたり、入居者が集まらなかったりしても9割の家賃は保障するというサービスなので、収入は安定するでしょう。

 

しかしそれは依頼するサブリース会社にもよるので注意が必要です。

 

 

空室が増えても保証はありますか?

確かにサブリースは収入を安定させる目的の方法ですが、たとえば10年間一括借り上げをしたとします。

 

家賃はサブリース会社が自由に決められるという決まりがあるので、最初の12年は10万円だった家賃が3年目から8万に下がり、そのまま下がりっぱなしになってしまうことがあります。

 

そうすると家賃の9割保障と謳っていても、実際の入ってくる金額は少なくなってしまいます。

 

10年単位で利益を出そうと計画をしていた場合などは計算が大きく崩れることになります。

 

そういったことにならないように、最初の契約時に契約書をしっかり見るようにしましょう。多くの場合、小さな文字で書かれていることがほとんどなので見落としがちです。

 

長いスパンで利益を出していく方法は堅実ですが、必ずしも狙った通りにならないことを念頭に入れましょう。

 

さらに時代の流れもいつどうなることかは分かりません。リスクに備えることも大切です。結局は人に任せずに自分で運営することが一番でしょう。

 

 

サブリースを先にする方法

賃貸経営は自分で運営することが大事ですが、サブリースを利用するという方法もあります。

 

賃貸経営を始めたばかりというのであれば、客層やニーズなど掴むことは難しいでしょう。

 

そこで最初の1、2年をサブリース会社に任せ、その間、様々な観点から分析し、経営を自分に戻すという方法です。そうすれば収入を安定させながら、知識や経験を増やすことができます。

 

まとめ

サブリースはとても便利なシステムですが、必ずしも自分の都合の良いように利益がでるわけではありません。

 

賃貸経営には絶対に利益が出る方法とはありません。それは依頼する会社やその時の時代の流れにも左右されるからです。

 

大切なのはサブリースだから安心と思わず、自分で運営し、知識と経験を積みその都度対応していく力を身に着けることです。


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